本物のおにぎり文化をアメリカへ 「おにぎり おにべぇ」がハワイに進出 (モルートタックスコンサルティングが事業支援)

更新日 2026.09.16

ホノルル・ダウンタウンのビジネス街にオープンした、福岡発のおにぎり専門店「おにぎり おにべぇ」。日本のおいしいおにぎり文化をアメリカに広めたいという思いから、ハワイ唯一の”土鍋で炊いた炊き立てご飯”を使った握りたてのおにぎりを提供しています。


今回「ハワイに住む」では、GMの菅(すが) たくまさんにインタビュー。ハワイ進出の背景や、土鍋炊きのご飯と具材へのこだわり、ホノルル・ダウンタウンでの店舗運営、そして今後の展開について伺いました。

本インタビューは、「おにぎり おにべぇ」のハワイ進出を支援したモルート・タックス・コンサルティング社のお客様紹介シリーズ記事としてお届けします。

日本のおいしいおにぎり文化をアメリカに広めたい

菅さん:

ハワイでも「むすび」として浸透している日本のおにぎりは、世界的にブームで、お店も増えています。そんな背景の中で、こだわりの本格的なおむすびをハワイに持ち込めば喜んでもらえるのでは、というのが出店の背景です。

そんな思いから福岡・中洲からハワイに進出を果たした「おにぎり おにべぇ」。 日本から持ち込んだ特製の土鍋で朝から多い日には10回以上もご飯を炊き、注文に合わせて一つひとつ丁寧におにぎりを作っています。

福岡の店舗は夜の中洲という立地を生かし、近隣へのデリバリーや、飲んだ後の「締めのおにぎり」などの需要にも応えるビジネスモデルで人気となっています。

ホノルル店のロケーションはビジネスビルの多いダウンタウン。来店客へのイートインとテイクアウトを中心に、ケータリングにも対応しています。 店内に座ってランチを楽しむ人がいる一方、限られたランチタイムにさっとおいしいものを食べて仕事へ戻りたいという人も多く、テイクアウト需要も高いといいます。すでにダウンタウンで働くローカルを中心にリピーターも増えています。
 

忙しい日は土鍋で30回以上炊く、炊きたてごはん

おにべぇが何より大切にしているのが、おにぎりの主役である「ごはん」です。 効率よりもおいしさ優先、土鍋を使って少量ずつ炊き上げています。もちろんハワイの水を使用して炊いています。
菅さん:

特製の土鍋では1回に8合のご飯を炊いています。 10合を一度に炊けば効率はいいのですが、お米に負担をかけず、おいしく炊くことを考えると8合ずつがベストなんです。

朝7時の開店前に合わせ、朝6時からずっとご飯を炊いていて、忙しい日は一日に30回以上、炊くこともあります。


 


お米についてもさまざまな種類を試した結果、現在使用しているのは「ななつぼし」。 日本とは火力などの環境も異なるため、オープン当初は土鍋で安定してご飯を炊き上げるための調整にも苦労したそうです。海苔もや具材含め、ハワイで食材は調達しています。


オーダーの多くがおにぎり2個と味噌汁などの汁物を組み合わせたもの。これでもだいたい12ドル前後と、物価高のハワイでは嬉しい価格をキープし、ハワイのランチとして利用しやすい価格帯を意識しています。

菅さん:

ハワイは原材料の価格変動が結構あるのですが、”おにぎり”に対して皆さんがイメージする価格帯がありますから、どこまでも価格を上げられるわけではありません。そこは日々悩みながら頑張っています。

具材にもこだわり 鮭は店内で焼いて手でほぐす

ご飯にこれだけこだわるおにべぇ、もちろん具材にも惜しみなく手間をかけています。

たとえば人気のサーモンおにぎり。 市販の鮭フレークを使えば簡単ですが、おにべぇでは毎日、生の鮭の切り身を塩漬けして焼きスタッフが丁寧に手ほぐしで具材にしています。 卵黄の醤油漬けも、煮卵にすれば楽ですが、あえて壊れやすい卵黄でつくるこだわり。人気の天むすはオーダーが入ってから海老を揚げるなど、 「おにぎりだから簡単に作れる」ではなく、家庭ではなかなか作れないひと手間かけたおにぎりを提供することがおにべぇのスタイルです。


 

通常メニューに加え、「本日のスペシャル」には、うなぎやネギトロなど少し豪華な具材のおにぎりが登場で、メリハリを。 しっかり食べたい人には丼ものもご用意するなど、リピーターが多い立地ならではの飽きさせない工夫も凝らしているそうです。
 

多い時には1日600個以上!ダウンタウンならではの「おいしさ+スピード」

現在、ホノルル店を切り盛りするスタッフは約6名。ハワイ在住歴の長いスタッフも多く、7-2時までという限られた営業時間をチームで回し、忙しい日にはで600個以上のおにぎりを提供することもあるそうです。 
 

右から二番目が菅さん。スタッフのみなさんと


特に重視しているのが提供スピードです。 観光客が中心となるワイキキとは異なり、ダウンタウンの主な顧客は周辺で働くビジネスパーソン。限られた休憩時間の中で来店するため、「おいしい」だけでなく、素早く提供することも欠かせません。 
 

また、朝立ち寄って、おにぎりをテイクアウトして、ゴルフやビーチに遊びにいくときのお供に持っていかれるお客様も多いそうです。また今後はデリバリーやケータリングにも力を入れていきたいとのこと。

今後の展開と、モルート・タックス・コンサルティング社のサポート

 ハワイへの出店を決めて動き始めたのは約3〜4年前。 実際に店舗を借りてから営業を開始するまでにも、約1年半を要したといいます。
 
菅さん:

ハワイの飲食店は、出店までに時間がかかるとよく聞きますが、我々も例外でなく、出店を決めてから1.5年ほどかかりました。 モルート社にサポートをいただいたのは、もうすぐ開店が見えて来たというあたりからです。新しいお店を立ち上げるときは、やらなければならないことが本当にたくさんあります。私たちはできるだけお店づくりや営業に集中したい。その中で、会計、税務、ペイロール、売上管理など、お金に関することを安心して任せられるのはとても大きいですね。日本人スタッフのタックスリターンも含めてお願いしています。


今後の計画としてワイキキ店の開店のプロジェクトが進んでいます。
ワイキキ店はダウンタウン店よりコンパクトな店舗となるため、こちらはテイクアウトに特化したスタイルを計画しています。 
 
菅さん:また今後はアメリカ本土へ出ていくこともアイデアとして持っています。モルートさんはロサンゼルスにも拠点がありますので、そのときにもまたサポートしていただけるのではないかと思っています。

炊きたての土鍋ごはんと握りたてのおにぎりを通して、日本の食文化をアメリカへ広げようとしている「おにぎり おにべぇ」。 その海外展開を、会計・税務というビジネスの土台からモルートタックスコンサルティングが支えています。
 
おにぎり おにべぇ(Onigiri Onibe~)
住所:921 Alakea St., Honolulu, HI
営業時間:月〜金 7:00〜14:00、土/祝日10:00〜14:00
電話:808-260-9906
※営業時間等は変更になる場合があります。最新情報をご確認ください。

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