ワイキキにある高級コンドミニアム「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキ・ビーチ」のペントハウスが、2025年12月下旬に約1,450万ドル(約21.5億円)で成約し、2025年に入ってからのハワイ州内で最高額となるコンドミニアム取引となった。
今回の成約額は、カカアコ地区の高級コンドミニアム「ホクア(Hokua)」で記録された1,300万ドルのペントハウス売却を上回り、オアフ島では2023年10月にパークレーン・アラモアナで2,750万ドルのペントハウスが売却されて以来の高額取引となる。
成約したのは、3ベッドルーム、4.5バスルームを備える「ペントハウスE」。同ユニットは今回が初めての売却で、リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキ・ビーチの第2タワー最上階にある6戸のペントハウスのうち、5戸目の成約となった。残る1戸の開発業者保有ユニット「ペントハウスA」は、現在860万ドルで売りに出されている。
このペントハウスは、2025年に入ってから1,000万ドルを超えて売却された3件のコンドミニアムのうちの1件でもある。2024年には、1,000万ドルを超えるコンドミニアム取引は1件もなかった。
同プロジェクトは2018年に完成。当初、開発会社のアイアンゲートは、第2タワー最上階の6戸を分割所有(フラクショナル)として販売する計画だったが、2021年に方針を変更し、内装未完成の状態で380万〜1,000万ドルで販売していた。その後、再び販売戦略を見直し、フル内装での販売に切り替えた。
今回売却されたユニットでは、2022年2月に工事が始まり、2023年6月に完成。2024年12月9日に1,599万ドルで市場に出され、2025年2月27日に約1,450万ドルへ値下げされた後、12月26日に希望価格で成約した。家具付きでの販売で、インテリアは「ジョン・ブレント・デザイン」が手がけている。
購入者は日本人バイヤーで、自身の滞在に加え、家族や友人、仕事関係者の利用も想定した「マルチユース目的」での購入だという。
仲介を担当した不動産会社ディープ・ブルーHIの創業者兼CEO、ポール・スタキン氏は、「今回の取引は、日本人が今もなお超高級物件に関心を持っていることを示している」と話す。また、「リッツ・カールトンというブランド力が最大の魅力。東京にもリッツ・カールトンがあり、日本の顧客にとって安心感がある。サービスの質も非常に高い」と評価した。
室内の居住面積は約4,157平方フィート(約386平方メートル)。ダイヤモンドヘッドと海岸線を望む眺望に加え、屋上にはプランジプールやジャグジーが設けられ、ワイキキを一望できるパノラマビューが広がる。
高級不動産市場では、日本人投資家・購入者の動向が引き続き注目されており、今回の取引はその存在感を改めて示す結果となった。
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