「ハワイ留学を考える日本人の親御さんからよく聞かれること」 ミッドパシフィック・インスティチュートのアドミッション担当、アグレスティ・有紀さんにインタビュー

「ハワイ留学を考える日本人の親御さんからよく聞かれること」 ミッドパシフィック・インスティチュートのアドミッション担当、アグレスティ・有紀さんにインタビュー

更新日 2026.08.27

「ハワイへ教育移住したいけれど、何年生から行くのがいい?」「英語力はどのくらい必要?」「受験や面接では何を見られる?」

ハワイ教育移住を考える親御さんからよく聞かれる質問について、ハワイの私立校「ミッドパシフィック・インスティテュート(Mid-Pacific Institute、以下ミッドパック)」でアドミッションを担当するアグレスティ・有紀さんに、お話を伺った。

アグレスティ・有紀さん
(ミッドパシフィック・インスティテュート)

また、有紀さんは2026年9月26日(土)に東京で開催する「ハワイに住むセミナー」では、『ハワイ私立校の最新事情〜Mid-Pacificだから実現できるグローバル教育とは〜』をテーマに登壇予定。当日は教育移住を検討しているご家族向けの個別相談ブースも設けられる。

今回は、そのセミナーに先駆けて、日本人の親御さんが気になるポイントを事前にまとめてお伝えする。セミナーの詳細や申し込み情報は本記事の後半でご紹介する。 


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留学準備編

Q. ハワイへ留学するなら、何歳・何年生からがおすすめですか? 

有紀さん:
お子さんの英語力や性格、ご家庭の事情や教育プランによるので、一概に「何歳がベスト」とは言えません。ですが、ネイティブのような英語力を身につけるという意味では、早いうちから留学するほうがよいのは確かです。

ミッドパックの例ですが、日本の学校で育ち、英語を外国語としてこれから本格的に学ぶお子さんの場合は、中学・高校以降をおすすめしています。

なぜならミッドパックではELD(English Language Development=英語を母語としない児童・生徒を対象とした、英語力の向上を目的とする教育プログラム)のクラスがあるのが、ミドルスクールの7年生(12歳、日本の中学1年生)以降となるからです。

プリスクール、キンダー、エレメンタリー、ミドルスクール6年生(11歳、日本の小学6年生)にもELDのクラスがありません。

Q. 入学前の英語力はどのくらい必要ですか?

有紀さん:
必要な英語力は、入学する学年によって異なります。

ELDがない学年での留学を希望する場合、ご家庭で英語を使っていたり、インターに通っているなど、英語での授業についていける英語力をすでに持っていることが前提となります。

前述のように、ミドルスクール7年生(12歳、日本の中学1年)からはELDがあります。
ELDでは英語力に応じて、Beginner, Intermediate, Advanced (初級・中級・上級)のクラスに振り分けられます。

中学生であれば、英語力がまだ十分でなくても初級クラスからでも成長する時間があります。
一方、高校生以降の留学の場合、英語力を上げる時間が限られますので、ELDの中級・上級からのスタートを目指して準備するのが良いと思います。

 

Q.英語力の判断には何を使うのですか?  

有紀さん:
英語力の判断にはDuolingo English TestやTOEFL iBTなど、日本から受けることのできるオンラインの英語テストのスコアを利用します。

これらの英語テストのスコア、オンラインでの面接などをもとに受験の合否、また合格後のELDのクラス分けを判断します。

Q. 留学準備は、どのくらい前から始めるべきですか?

有紀さん:
これも、お子さんの学齢と留学プランにより変わりますね。

たとえば現在中学1年生で、「高校1年生からミッドパックへ留学させたい」という場合であれば、中学の3年間を使って英語力をしっかり上げ、高校入学時にはELDの上級レベルに入れるくらいを目指すなど、数年単位での準備ができます。

このように何年生から留学したいのか、現在どのくらい英語ができるのか、ご兄弟がいる場合は兄弟の進学をどうするのか、家族のビザをいつどのように取得するのか、など複合的な条件によってタイムラインはご家庭ごとに異なります。

一般的に最短で1年、できればその数年前から逆算して留学への準備を進めていくのがよいと思います。

Q. まず何から始めればいいですか?

有紀さん:
まずは、お子さんの現在の英語力を客観的に把握することです。

その点で、Duolingo English Testは利用しやすいと思います。自宅で練習問題に取り組むことができ、テストも実施回数が多いので受けやすく、比較的すぐに採点結果が返ってきます。

最初に現在地がわかれば、「あとどのくらい英語力を上げる必要があるのか」「何年後の留学が現実的なのか」を考えやすくなります。

 

英語学習編

Q. テストの点数を上げれば、受験対策として十分ですか?

有紀さん:
テストの点数だけではありません。

日本人のお子さんには、文法や読み書きはできて、テストの点数も取れるけれど、会話になると英語が口から出てこないというケースがよくあります。学校生活では自分の考えをクラスで発言したり、ほかの生徒と話し合ったりする場面がたくさんあります。

ですから、受験準備では読み書きのテスト対策だけでなく、実際に英語を使って自分の考えをまとめて話せるようにすることもも必要です。

Q. 受験までの英語学習で特に意識した方がいいことは?

有紀さん:
積極的に英語で発言する練習をしてほしいですね。

アメリカの学校では「Show and Tell」といって、自分で調べたことをみんなの前で発表したり、本を読んで感じたことを話したりする機会が多くあります。日本では人前で自分の考えを発表する機会がアメリカに比べて少ないため、ハードルが高いかもしれません。

でも「正しい英語を話さなければ」と考えすぎるよりも、まず自分の考えを英語で伝えようとする姿勢を持つこと、英語を使うことそのものに慣れておくことをおすすめします。

出願・受験・面接編

Q. ミッドパックの出願はいつ頃始まりますか?

有紀さん:
例年、出願は8月頃から始まります。

その後、インターナショナル生の面接は翌年1月頃に行われることが多いため、出願が始まってから英語学習をスタートするのでは、準備期間としては十分ではありません。

特にDuolingo English Testなどは複数回受験ができますので、スコアも含めて英語力を上げておきたい場合は、もっと早い段階から準備しておいた方がよいでしょう。

Q. 面接ではどんなことを見られますか?

有紀さん:
ELD対象となる海外からの受験生の場合、Zoomを使ったオンラインのグループ面接を行うことが多いです。グループ面接では、4〜5人程度の受験生が参加し、時間は1時間〜90分ほどです。

ハワイまで来ることができる場合には、時期によっては対面で面接を受けることも可能です。

Q. グループ面接では何をするのですか?

有紀さん:
英語での質問に答えるだけではなく、簡単な共同作業やグループディスカッションなどを行います。発言する機会はそれぞれの受験生に与えられますので、その中で「自分はこう思います」と自分の考えをきちんと伝えられるかを見ています。

また、テーマを与えられてオンラインで英作文を書く課題もあります。

日本の生徒さんは書くのは得意だけど、話すが苦手という子が多い印象です。
完璧な英語を求めているというより、現時点でどのくらい英語を使えるのか、それに加えて、グループの中で自分の考えを話せるか、ほかの生徒と協力できるかといった積極性、協力的な姿勢も見られます。

Q. 家庭でできる英語学習はありますか?

有紀さん:
「勉強」と考えすぎず、お子さんが小さいうちから英語耳を育てる意識で日常生活の中で英語に触れる量を増やしてほしいと思います。

たとえば、好きな英語の歌をまず耳だけで聞いてみる。それから歌詞を調べて、「本当は何と言っているんだろう」「どういう意味なんだろう」と確認して、一緒に歌ってみる。

映画やドラマを見るのであれば、日本語字幕ではなく、英語音声+英語字幕にしてみるのもおすすめです。好きなセリフがあれば、実際に声に出してまねしてみる。漫画が好きなお子さんなら、好きな漫画の英語版を読んでみてもいいと思います。

毎日の生活の中で英語を「勉強するもの」から「使うもの」に変えていくことで、英語に対する抵抗感が少なくなっていきます。

留学後・学校生活編

Q. 留学後に子どもが「合わない」「日本に帰りたい」と言い出すケースはありますか?

有紀さん:
家族と離れて、ホームステイで留学してくる学生の場合、やはりホームシックになるお子さんは多いです。日本の家族や友達が恋しくなり「帰りたい」と感じる時期があるのは普通だと思います。

ただ、親御さんもある程度「可愛い子には旅をさせよ」という気持ちを持つ必要があると思います。お子さんが寂しがるたびに頻繁に日本へ帰らせてしまったりすると、なかなかハワイでの生活に根を下ろせなくなることがあります。

クラブ活動など、自分の興味があることを通してローカルの生徒と関わることをおすすめしています。いろいろな国の友達を作り、自分からもコミュニティに入っていくこと、それも大切な留学経験です。
 

Q. ホームステイ先が合わない場合はどうすればいいですか?

有紀さん:
ホームステイ先との相性が合わない場合には、状況に応じてホームステイ先を変更することもできます。また学校のカウンセラーに相談したり、必要であれば外部のカウンセラーへ通訳付きで相談したりすることも可能です。

我々もお子さんが楽しい学校生活を送れるようにさまざまな面からサポートします。

Q、留学は長期間でないと意味がないですか? 

有紀さん: 
留学が思い通りに順調にいかなかったり、流暢なバイリンガルのレベルにまでならなかったとしても、実際に海外で生活して苦労したり学んだりした時間は、お子さんの人生にとって大きな違いをもたらすと思います。たとえ1年でも、挑戦した結果の1年はその後の成長につながるのではないでしょうか?

「途中で辞めたら失敗」とプレッシャーに感じることなく、 学びの多いハワイ留学にぜひチャレンジしていただきたいと思います。 

有紀・アグレスティさんが登壇する
9/26「ハワイに住む」セミナーを東京で開催

2026年9月26日に東京・日本橋にて開催される第11回目となる「ハワイに住むセミナー」。毎回満員御礼、過去10回にわたって累計2,000名以上の方にご参加いただいた人気セミナーに、今年は教育移住をテーマに、ミッドパックより有紀さんが初登壇される。

セミナー登壇以外の時間は、相談ブースでの無料相談も受け付けてくださるので、ハワイ教育移住を考えている方にとっては、ハワイの学校関係者から直接話が聞けるまたとないチャンスとなっている。さらに、気になるハワイの不動産事情やビザ最新情報も本セミナーでは一気に聞けるというお得なパッケージだ。
 

セミナーの詳細はこちらをクリック!>

​​​【日時】2026年9月26日(土)9:30~18:00 (開場9:15~)
*出入り自由


【会場】コングレスクエア日本橋2F
アクセス・地図はこちら
住所:東京都中央区日本橋1-3-13 東京建物日本橋ビル2階(地下鉄日本橋駅直結、東京駅日本橋口から徒歩5分)

【参加費】一般チケット
6,000円(税込)※早期申し込み特典あり 

要オンラインでの事前申し込み

ご興味がおありの方は、9月26日のカレンダーをぜひマークして、お申し込みをお急ぎください。 

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