2024年にアラモアナに開店して以来、天ぷらと寿司のおまかせを 同じ店内で堪能できる名店として名を馳せる「天ぷら╱寿司 いちか」。
エグゼクティブシェフを務める近野さんも、 寿司カウンターを担当する河上さんも、共に米国での料理人経験を経て ハワイにたどり着いた。なぜハワイなのか。お二人に話を聞いた。
天ぷら ╱寿司 いちか エグゼクティブシェフ 近野清史さん 寿司シェフ 河上けんさん
近野清史 : 1971年青森県生まれ。「ざくろ銀座」、札幌 「なだ万」天ぷら部門料理長などを経て、2016年ニュー ヨーク「天ぷら松井」料理長に就任。ミシュランの星を 獲得した。2024年ハワイで現職に就任。
河上けん : 1963年大阪府生まれ。銀座、サンディエゴ、ハ ワイで寿司シェフとして44年の経験を持つ。ハワイでは 「はつ花」「サントリー」で寿司カウンターの責任者を務め た。2024年「天ぷら╱寿司 いちか」に招かれ現職に就任。
河上けん : 1963年大阪府生まれ。銀座、サンディエゴ、ハ ワイで寿司シェフとして44年の経験を持つ。ハワイでは 「はつ花」「サントリー」で寿司カウンターの責任者を務め た。2024年「天ぷら╱寿司 いちか」に招かれ現職に就任。
本格江戸前の天ぷらと寿司をおまかせで
日本に負けないクオリティが自慢です

河上:私も最初に聞いたときは、斬新なことをするものだと驚きました。おまかせの寿司コースで焼きものや揚げ物を提供したことはありましたが、両方に独立したカウンターを備えた店舗は初めてです。
近野:両者には実は親和性があるんです。どちらもカウンターで展開していますし、お客様と対話をしながら反応や様子をみながら料理を提供していくという点では同じ。出来たての料理をその場で味わっていただく、季節や「旬」の食材を重視するという点も共通しています。
河上:それと、どちらも「江戸前」のおまかせということです。我々の世界では「仕事をする」と言うんですけれど、旬の食材をきちんと手を入れてから最高の状態で提供する。江戸前のおまかせを2つの分野で楽しめるのですから、お客様にとっては最高の体験になると思います。
近野:私はニューヨークで、河上シェフはサンディエゴで、米国内で修業を積んできたという点も同じですね。さまざまな国籍のお客様に対応する鍛錬は積んでいる。その力がハワイで結集したということでしょうか。ハワイも世界中からお客様が集まる場所ですよね。
河上:お客様をよく観察して、喜んでいただける料理を提供するのが我々シェフの役目。カウンターにお座りいただく瞬間から勝負は始まっています。お一人お一人のお客様に合わせて味を加減します。
近野:日本の高級店に引けを取らないレベルを、ここハワイでも維持します。とはいえ、外国で日本の旬の食材をタイムリーに入手するのは困難なこともあります。ただ、そこは我々の米国での経験が活きます。日本から旬の食材を仕入れるだけでなく、ハワイの食材も積極的に取り入れています。地元の食材を使うことで、住民の方々にも観光客の方々にも、ハワイの味を感じていただきたい。味付けは我々プロの腕の見せどころです。油や小麦粉など日本と同じものを使い、高いレベルを維持しています。
河上:寿司も同じです。海外では「ない」は理由にならない。最近は日本で伝統的な和食を経験している欧米のお客様も増えていますし、本物の味を提供しないとお話になりません。鮨飯のお酢のブレンドにも気を使います。魚も、ハワイの食材をどう仕事するか、それが我々の役割です。
近野:天ぷら、寿司ともに世界ブランドですよね。知らない人は少ない。今後はもっと多くの皆様に「江戸前」の天ぷらと寿司を知っていただきたいと思っています。
河上:ロール寿司やフュージョン料理ではなく、私はあえて“引き算”の寿司で勝負したい。素材そのものの味わいをお届けすることが目標です。

近野:ハワイという場所は、米国で日本の本格料理を味わう場所として最適だと思います。ハワイにいながら、日本の料理店にいるような心地良さ、日本ならではの繊細なおもてなしを味わっていただきたい。ぜひ一度、お越しください。
天ぷら╱寿司 いちか
住所:434 Piikoi St.
Tel:天ぷら 808-888-0000 ╱ 寿司 808-341-0860
住所:434 Piikoi St.
Tel:天ぷら 808-888-0000 ╱ 寿司 808-341-0860


