エリアガイド10 ハワイ島コナ地区の不動産相場や暮らしやすさ

エリアガイド10 ハワイ島コナ地区の不動産相場や暮らしやすさ

更新日 2019.07.25

不動産マーケットとして注目の集まるハワイ島。ハワイ島西部・コナ周辺エリアの不動産マーケットや日本人の暮らしやすさ、ライフスタイルなどついてお届けする。お話しを伺ったのはコナ地区に強い日本人不動産エージェントの明子ランドストロームさんと、陽子ハンフリィスさん。 




明子ランドストロームさんの記事はこちら>>
  
陽子ハンフィリスさんの記事はこちら>>


 

ハワイ島西部、コナエリアのライフスタイル

編集部:コナエリアの暮らしについて教えてください。
 

明子さん:
 
 
コナエリアは、カイルア・コナの街を中心に、フアラライ、ワイコロア、マウナラニなどラグジュアリーなリゾートや高級レストランが点在する風光明媚なエリアです。ただしリゾートの外には、日系スーパーのKTAもあったり、ファーマーズマーケットも各地で行われたりと、ローカル的な気楽さもあります。贅沢さと気楽さ、そのメリハリのきいたミックス感が日本人には心地よいと思います。
 
 日本からコナ国際空港へは、成田からはJAL、羽田からはハワイアン航空の直行便がありアクセスが良くなりました。
 また、オアフ島へも飛行機で40分ちょっとなので、ショッピングやエンターテイメントを楽しみに、ちょっとオアフ島までお出かけすることも普通です。ホノルルーコナ間に、格安航空会社のサウスウェスト航空が参入してきて、さらに行きやすくなりました。
 
ワイコロアビレッジ
ワイコロアビレッジリゾート。
大型ホテルとともに
バケーションレンタルとして貸し出せる
ヴィラやコンドなどの別荘物件が集まる
巨大リゾート。
​​​​​



編集部:ヒロに不動産を買われた方日本人の方はどんなライフスタイルを過ごしておられますか? 

陽子さん:

 オアフ島ならコンドミニアムしか買えない価格でも、ハワイ島なら一戸建てが買えますので、移住やロングステイしておられる日本人の方は、広々した庭付きの家やオーシャンビューの家で、のびのびした暮らしと、あふれる自然を満喫しておられますね。必要なものは十分揃うけれども、オアフ島ほど観光地化されてない、このバランスがいい、という声をよく聞きます。また、コナといえばコナコーヒーですが、コーヒー農園をやるのが夢だったという方が、コーヒー農園の付きの不動産を購入し夢をかなえた方など、みなさんそれぞれ、ロマンのある暮らしをされていますね。


 

明子さん:
 

 マリンアクティビティやゴルフが好きな方などにもハワイ島はピッタリです。釣り好きのご夫妻からよくおすそ分けの魚が我々にも回ってきますよ(笑)。ゴルフ場も青い海と溶岩をバックにした美しいコースがたくさんあります。また日系人が多いので日本領事館の方を交えての催し物や県人会が盛んだったりと、オアフ島以上に、住民同士の助け合いや、和の心を感じられるのがハワイ島の暮らしのいいところではないでしょうか。いずれの方も、ハワイが好き、というより「ハワイ島が好き」といって移住したり、長く通ってくださる方が多いですね。
コナのビーチ ハワイ島
コナのビーチ

編集部:ハワイ島西部やコナ地区の不動産事情や、不動産の価格帯について教えてください。
 

明子さん:
 非常に幅の広いチョイスのある不動産マーケットと言えます。 
大体カイルアコナの周辺で、大体40万~70万ドル台でシングルファミリーホーム(一戸建て)が見つかります。また1ベッドルームのコンドミニアムならば30万~40万ドルくらいから。リゾート内の物件としては、ワイコロア、マウラナニ、フアラライの順で高級になってきますが、40万ドル台~数ミリオンまで、ご予算に合わせて物件が見つかります。

ハワイ島では一戸建てや低層のコンドミニアムであっても、ゆるい斜面に建てるなどして、オーシャンビューが確保できる物件がほとんどです。他コンドにビューがさえぎられることの多いオアフ島で同じ値段の物件と比較すると、各段にグレードの高い物件が買えますね。

陽子さん:
リタイア後の移住や長期滞在のために不動産を購入される方はもちろん多いのですが、最近では投資目的で、ショートタームのバケーションレンタルができる物件を購入される方や、節税目的で購入される方も増えてきました。特に木造地区20年以上で、建物比率が90%超えるような高い物件が、ハワイ島ではまだまだ見つかります。土地が高く、競争率の激しいオアフ島よりも、減価償却節税効果が高いハワイ島の木造物件を狙われる方も増えてきました。また先ほどお話ししたコーヒー農園をやりたい!とか、いったハワイ島ならではのピンポイントなお問合せも増えています。



【ハワイ島西側エリアまとめ】 

  • カイルアコナの街周辺:一戸建てのオーシャンビューの家が40万~70万ドル台
  • ワイコロア、マウナラニ、フアラライなどの大型リゾート内のコンドミニアムは幅がかなり大きく40万~数ミリオン
  • 減価償却節税効果の高い木造物件(建物比率90%以上など)の物件も、オアフ島に比べると多く見つかる



陽子さんのお客様の中には、世界中のあらゆるリゾート地をめぐりにめぐって、最終的に「ハワイ島が一番だった」といって、拠点をハワイ島に決められた方もいらっしゃるのだとか。


お二人が声をそろえておっしゃるのは「一度もハワイ島に来たことがない方に、ぜひ一度足を運んでもらいたい」ということ。ハワイ島在住の方は「ハワイ島への愛」が強く、みなさんが熱心なハワイ島のサポーターである。そこまで、人を変えてしまうハワイ島の魅力。
 

アクセスの良くなった今、まだ行ったことがない!という方は、オアフ島から日帰りや一泊でもぜひ訪れてみてほしい。
 

ハワイ島の不動産にも興味が出てきた!という方は、お二人にご連絡を。
 

明子ランドストロームさんへのお問合せは>>

陽子ハンフィリスさんへのお問合せは>>



 

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